2007年06月20日
笠ヶ岳登山記
6月19日、今までで一番過酷な
笠ヶ岳日帰りにチャレンジしてみました。
朝5時に新穂高を出発して
左俣林道を歩く。
朝日に照らされた笠ヶ岳が綺麗に見えます。


期待に胸がドキドキ
(単に息があがってるだけ
)
笠新道の入り口までは
穴毛谷を見ながら普通の林道を歩きます。
時間はコースタイムの通り一時間。
笠新道の入り口(6:00)

ここから急登が始まります。
1360mの高さを約6~7kmの距離で登るので
かなりきつい!!
でも最近、教えて教えてもらった
なんば歩き(日本古来の歩き方)で歩くと
意外にスイスイと登れる!
雪の無い登山道をひたすら登っていくと
森林限界線を越えた2200m(7:15)あたりで
槍ヶ岳、穂高岳、焼岳、乗鞍岳が
どーんと見えるではありませんか!



今まで、こんなに間近でこれらの山を
見たことは無かったので超感動~
ここまで840mを1時間15分で歩き
かなりの良いペース!しかも、あまり疲れていない!
なんば歩きのおかげだろうか?
この分だと、頂上まで午前中に登頂できて
頂上でのんびり出来る。
という淡い期待は、この先300m登った所で
打ち砕かれる事に・・・
とにかくこの先、雪渓がいたるところにあり


この急登コースは非常に危険なものに。
しかも、トレースが付いていない為
雪渓で一旦途切れた道の始まりを探すのに困難を極めた。
うっすらガスも昇ってきた・・・・・
すぐ上に見える雪庇を超えれば多分
杓子平であろうという所で、危険と判断して
約2500mの地点で引き返した。
笠ヶ岳の初挑戦は残念な結果になったが
是非、またチャレンジしてみたい山です。
笠ヶ岳日帰りにチャレンジしてみました。
朝5時に新穂高を出発して
左俣林道を歩く。




期待に胸がドキドキ


笠新道の入り口までは
穴毛谷を見ながら普通の林道を歩きます。
時間はコースタイムの通り一時間。
笠新道の入り口(6:00)

ここから急登が始まります。
1360mの高さを約6~7kmの距離で登るので
かなりきつい!!
でも最近、教えて教えてもらった
なんば歩き(日本古来の歩き方)で歩くと
意外にスイスイと登れる!
雪の無い登山道をひたすら登っていくと
森林限界線を越えた2200m(7:15)あたりで
槍ヶ岳、穂高岳、焼岳、乗鞍岳が
どーんと見えるではありませんか!



今まで、こんなに間近でこれらの山を
見たことは無かったので超感動~
ここまで840mを1時間15分で歩き
かなりの良いペース!しかも、あまり疲れていない!
なんば歩きのおかげだろうか?
この分だと、頂上まで午前中に登頂できて
頂上でのんびり出来る。
という淡い期待は、この先300m登った所で
打ち砕かれる事に・・・
とにかくこの先、雪渓がいたるところにあり


この急登コースは非常に危険なものに。
しかも、トレースが付いていない為
雪渓で一旦途切れた道の始まりを探すのに困難を極めた。
うっすらガスも昇ってきた・・・・・
すぐ上に見える雪庇を超えれば多分
杓子平であろうという所で、危険と判断して
約2500mの地点で引き返した。
笠ヶ岳の初挑戦は残念な結果になったが
是非、またチャレンジしてみたい山です。
Posted by 絵本の雑貨 雷鳥屋 at 21:07│Comments(5)
│登山
この記事へのコメント
黒雷鳥さん、かっこいいっす♪
山が本当に綺麗ですね~!
こういうのを見ると、神様の存在を感じますね。
私が位山でピクニック?をしている間に・・・
山が本当に綺麗ですね~!
こういうのを見ると、神様の存在を感じますね。
私が位山でピクニック?をしている間に・・・
Posted by ふれっち at 2007年06月20日 21:18
>ふれっちさん
位山の登山は、かなりハードですよ。
位山林道コースは、車の車高の都合上
行けないのですが
行ってみたい急登コースなんです。
位山の登山は、かなりハードですよ。
位山林道コースは、車の車高の都合上
行けないのですが
行ってみたい急登コースなんです。
Posted by 黒雷鳥 at 2007年06月20日 22:16
登頂できなくて残念だったね~!
なんば歩きって手と足同時進行のでしたっけ?江戸時代の人の歩き方。
あるサイトで見つけました。
以下引用
3.【補足】山登りの歩き方
登山の歩き方はなんば歩きに似ている。登山で平地での歩き方をすればたちまちバテてしまう。これは重心を前に預けて状態は脱力して足が出るままに自然のままに肩が小さく同じ側が前に出る。力学的に合理的な歩き方である。
それに対して,平地での歩き方は左足が上がれば右肩がでる,いわば体が内部で交差した形になる。これは,体全体の屈筋と後ろ足で蹴る力で進むという,体力の消費量の多い歩き方である。つまり,なんば歩きで登山や坂道を登れば平地に近い程度の消費量で歩くことができる。
なんば歩きって手と足同時進行のでしたっけ?江戸時代の人の歩き方。
あるサイトで見つけました。
以下引用
3.【補足】山登りの歩き方
登山の歩き方はなんば歩きに似ている。登山で平地での歩き方をすればたちまちバテてしまう。これは重心を前に預けて状態は脱力して足が出るままに自然のままに肩が小さく同じ側が前に出る。力学的に合理的な歩き方である。
それに対して,平地での歩き方は左足が上がれば右肩がでる,いわば体が内部で交差した形になる。これは,体全体の屈筋と後ろ足で蹴る力で進むという,体力の消費量の多い歩き方である。つまり,なんば歩きで登山や坂道を登れば平地に近い程度の消費量で歩くことができる。
Posted by かまじい at 2007年06月21日 00:04
うわー、雪渓こんなに残ってるんだ。
こりゃ、装備が大変そう。
ところで、ナンバができるってスゴイですね。
ナンバ走りもできたりして?
ナンバは武術家・甲野氏の本でしったんですけど、私はできない~。
こりゃ、装備が大変そう。
ところで、ナンバができるってスゴイですね。
ナンバ走りもできたりして?
ナンバは武術家・甲野氏の本でしったんですけど、私はできない~。
Posted by 風屋 at 2007年06月21日 10:27
>かまじいさん
登頂は出来なかったけど
なんば歩きの、有効性を認識できて
なかなか収穫のある登山でした。
急登は本当に楽ちんでしたが
下山が辛かった・・・これは訓練鍛錬
あるのみですね。
>風屋さん
装備は、アイゼンとストックだけでしたが
アイゼンが表面ですべっていってしまって
大変でした!
なんば歩きを走るに変えるには
なかなか難しそう!私にはムリです。
登頂は出来なかったけど
なんば歩きの、有効性を認識できて
なかなか収穫のある登山でした。
急登は本当に楽ちんでしたが
下山が辛かった・・・これは訓練鍛錬
あるのみですね。
>風屋さん
装備は、アイゼンとストックだけでしたが
アイゼンが表面ですべっていってしまって
大変でした!
なんば歩きを走るに変えるには
なかなか難しそう!私にはムリです。
Posted by 黒雷鳥 at 2007年06月21日 11:37