7月から1日使ったガッツリ登山をしてなかったので
身体にカツを入れに15日に日帰りで北アルプスへ。
ほぼ行ったことある所ばかりなのである意味悩みます。
以前から岳沢からのジャン最短ルートである天狗沢ルートが
気になっていたので一つの候補として色々調べていました。
ふと目にとまった岳沢小屋スタッフブログ。
読んでみると、行ってみたくなるような内容だったので
http://www.yarigatake.co.jp/dakesawa/blog/2013/09/post-499.html
そこに決めました。
バス・タクシーの通行が始まる前に
河童橋バスターミナルまで自転車で進入して登山開始。
帰りのバスの時間を気にしなくてもいいので
ざっくりとしたタイムテーブルを頭に入れて
時間を気にしないでの登山と決めていた。
●上高地~岳沢小屋
岳沢の途中から明るくなってきて
木々の間から穂高の稜線が顔を出してきてテンション上がります。
しかし、身体がなまっていたのがよくわかる。
足が重く岳沢小屋まで長く感じた。
●天狗沢
岳沢小屋から少し歩くと草紅葉気味の草原に出ます。
看板にはお花畑と書いてあります。
7~8月はものすごく綺麗な花畑なんだろうな?
来年はここまで朝活で来ても良いかも。
中盤も、ざれてて登りにくい所はありますが印が明瞭で
ルートはわかりやすいです。
問題は後半の残り5分の1くらいでしょうか?
天狗のコルの直下は石も細かく斜面も急で滑りやすい。
左の壁面からの自然落石にも注意したいところ。
自身が石を落としてしまう危険もあるので下の登山者にも注意です。
西穂~奥穂ルートのエスケープルートとして下りには
使いたくないと思いました。
元々破線ルートですから。。。。。。
でも、良い道ではありませんが楽しい道という意味はよくわかりました。
コブ尾根の壁の見事な事!
ここからしか見上げる事の出来ない穂高の峰峰の
壁の迫力がすごいのです。
●天狗のコル~ジャンダルム~奥穂高
天狗のコルに取り付くとそこからは懐かしい景色。
前回はジャンからここへは下ったのですが今回は逆の登り。
途中、大阪からのガイドさん率いる4人パーティーの方と
仲良くしていただき、後をついていきました。
さすが、ガイドさん。毎週のように来てるらしく
ルートの選択や指示など勉強になりました。
楽しい岩登りを続けていると見えてきましたジャンダルム。
新しい天使の標柱は初対面でした。
ジャンの登頂は3度目ですが、何度来ても達成感が大きい山です。
記念撮影をして今度は奥穂高へ。
ここはこのルートの核心部。ロバの耳と馬の背。
石を落とさないように1歩1歩確実に。
そして少し危険な目に合いました。上の人が石を落としたのです。
ガラッと音がしたので上を見ると10cmくらいの小さい石が
目の前に落ちてきました。簡単に避けられましたが
打ち所が悪ければ充分大怪我します。
ただ、残念だったのが私が下に居たのにも関わらず
ラークと声で教えてもらえなかった。
「あ・・・・」と言ってるだけ・・・・・
上を見ると目があったのにもかかわらず無言。
わざとじゃないのは、充分わかってるのだから
ごめんなさいの一言くらいあってもいいのでは。。。。。
ちょっと残念な気分になりました。
そんな事もありましたが、ロバの耳、馬の背を無難に越えて
奥穂高登頂でした。
●吊尾根~岳沢小屋~上高地
久しぶりの岩場歩きで、手足がヘロヘロ。
肩もカチカチで頭痛発症。
元々下りが得意ではないので、かなりきつかったです。
気力だけで下りました。。。。。
辛いことばかりではなく嬉しいことも。
岳沢小屋では、海洋冒険家の白石さんにお会いして
記念撮影をしていただきました。何かの撮影だったようです。
まさか山で海洋冒険家に会えるとは思いませんでしたが
「山もゴルフもやります」との事でした。
★白石康次郎の公式ホームページ
http://www.kojiro.jp/
それから途中、お話してくれた茨城、岐阜、車山高原、東京の方々
ありがとうございました。
上高地には日も暮れ暗闇に包まれた頃着きました。
達成感ありありで満足満足。