舳倉島トレッキング

絵本の雑貨 雷鳥屋

2011年05月11日 11:57

輪島沖50kmに位置する孤島の舳倉島に行ってきました。


http://www11.ocn.ne.jp/~hegura/


海なし県の山奥に住んでいると
こういった場所にも行ってみたくなるんです。
東海北陸自動車道と能越道が繋がったおかげで
輪島にはアクセスしやすくなりました~

舳倉島には、ニューへぐらという輪島港から出港する定期船に乗って行きます。
一日一往復片道1時間半の道のりです。

以前は、輪島に来たものの強風雨により欠航したこともありましたが
この日は、まぁまぁのコンディション。
昨日は、良い天気でしたが風が強くて欠航したとの事。
ラッキーでした。

船内で1時間半過ごすよりはデッキに出て海を眺めたりして過ごしました。



以前は、イルカの群れやトビウオの飛んでいる所を見たことがあったけど
今回は、静かな海でした。

しばらくすると舳倉島に到着。

舳倉島は漁業の島で、海女さんがわかめ、サザエ、アワビなどを採って生活してるようです。

1周1時間ほどで周れてしまう小さな島ですが
島にはいくつもの神社が祀ってあったり、奈良時代、平安時代に
アシカ漁などが盛んだった事から、貝塚なども出ている
シラスナ遺跡もあったり歴史的にもなかなか深みのある島です。


春の今の時期は、渡り鳥の中継地点らしく
バードウォッチャーには、たまらなく魅力的な島なんです。

私も、鳥は好きなほうなので
いくつか写したりしましたが、カメラもショボイし、腕も未熟なため
ボケボケな写真しか撮れませんでした。
バードウォッチャの方々はは双眼鏡をぶら下げ
高倍率の望遠レンズを三脚を付を開いたまま持ち運んでシャッターチャンスを逃しません。

鳥の写真は撮れませんでしたが
いつも、何かの鳥の鳴き声が聴こえるし、何かの鳥が飛んでいる。
まさしく鳥の楽園です。

そんな私の舳倉島のな楽しみ方

1、人工物を楽しむ。
人の住んでいる舳倉島ですから、漁村の風景を楽しむことが出来ます。
それから灯台があったり、廃屋・廃校があったりでプチ廃墟が楽しめる



2、植物を楽しむ
島に生えている自然の植物や、住民が植えた植物
今の時期は、菜の花が綺麗でした。



3、神社、祠めぐり
調べてみると、この島には8つの神社があります。
一つ一つが大切に祀られてあり、周囲にはケルンなどが立っていて
神秘的なものを感じることが出来ました。




4、展望台から舳倉島を眺める
以前は、灯台に登って島全体を見られましたが
今は、無人化されていて灯台に登れません。
灯台より少し低いですが、へぐら愛ランドタワーからでも
島の全貌を見渡すことが出来ます。
午後から、少し曇ってきたため、青い空って感じではありませんでしたが
それでも、良い感じで見ることが出来ました。



5、動物を楽しむ
いつも、燕やハト、すずめくらいしか見ていないので
見かける鳥、どれも見たことない鳥ばかり。
鳥好きにはたまらないでしょうね~
それから、島民の飼っている犬や猫も可愛いです。



こんな感じで楽しんでいたら
あっというまに船の出港時間になりました。
楽しい時間は、あっという間に過ぎていくもんですね・・・・
本当にゆっくり、のんびり楽しめる島です。

ニューへぐらに揺られて、輪島港へ帰ります

どんどん小さくなっていく舳倉島。

また訪れたいものです。

輪島港までの間、ショックな現象が・・・・・・
生れて初めて「赤潮」を見ました。
ちょっと気持ちが悪いもんですね~

でも、そんな気分を吹き飛ばしてくれる事も見ることが出来ました。

船の前方の海面を見ると
黒い鳥達の塊が・・・・・・・
船が近づいていくと、海面で休んでいた海鳥達が
一気に飛び始めたんですよ!
こんな海鳥の大群が一斉に飛び立つのを見たのは初めて!
バードウォッチャー達も大歓声で
デッキ上は、鳥達のサプライズにちょっとしたお祭り状態でした。
かなり運が良い場面に出くわしたようです。



ニューへぐらも無事、輪島港に入港しちょっとした船旅は終わりました。

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