西穂高周辺散策2

絵本の雑貨 雷鳥屋

2010年03月25日 15:41

持ってきた、スノーシューが邪魔で重い!!
重いものを背負って歩いているせいか体が温まって、暑い暑い!
レインジャケットとフリースを脱いでネルシャツの
袖を捲し上げて歩きました。

西穂山荘近くになると、森林限界に近づいたのか木々も疎らになってきて
その木の一本一本には前日の雪の吹きつけで
細かいえびの尻尾がビッシリ付いていていました。
そんな白い木と青い空とのコンストラストが美しく
しばらく足を止めて眺めていました。









稜線にある西穂山荘に着くと、やはり強い風が出てきました。
重いスノーシューはデポして、ニット帽
ゴーグル、マフラー、上着を着直して山荘の上の丸山に登ります。
ここから上は、やはり別世界ですね。
飛騨側からの、強風が体に容赦なく吹き付けます。



撮影するために手袋を脱ぐと、すぐ手が冷たくなり痛くなります。
凍傷って簡単になっちゃうんだなって実感できちゃうそんな寒さです。
カメラのバッテリーなんか体から離していると、寒さで即死です。
体温でバッテリーを温めながらカメラを使いました。





今日は、コンディションが良いのか登山者もまぁまぁ居ました。
景色の中に、人が入り込んで臨場感のある絵が撮れたとおもいます。
はやり人が居ると、こんな感じで歩いているんだなって伝わりますからね。
景色だけだと、ただ綺麗なだけの写真になってしまいます。

自分の写真も撮ってもらいました。






意外にも早く歩けたので
西穂独標までチャレンジしてみようかと思いました。
西穂独標の壁に張り付いてみましたが・・・
怖い・・・・・・おしっこチビりそう!!
私は、冬山は初心者だし技術は持っていないしビビリなので
途中で引き返しました。
ピークハントが目的ではないので、それで良いのだ。



あとから来た人は、私が見てる間に登頂されてました。
頂上直下数メートルのところが雪の壁みたいで難しそうでした。
西穂独標から下りてきた人と話してみると
アイゼンがなかなか引っ掛からなかったようで
特に下りるのが恐ろしかったようです。

昼食は、チキンラーメンを作って食べました。
これは、体が温まるし美味しい!
上高地を眺めながらの最高でした。


それから私は、稜線上から見る景色をたっぷり楽しみました。
歩いて2時間弱でこんな素晴らしい雪山を楽しめる
西穂周辺は本当に良いところですね~





午前中は雲のかかっていた乗鞍や笠も、綺麗に晴れわたりましたし
八ヶ岳も綺麗に見えました。




この日の一番のお気に入りの写真
稜線上の小さな樹氷。盆栽みたいで可愛いです。


帰りの樹林帯は尻セード!
あっという間に西穂口駅に到着。
3月の西穂高周辺散策は、本当にお勧めな場所です。


コースタイム:
西穂口駅  10:30
西穂山荘  11:35
独標直下  12:40
西穂山荘  14:30
西穂口駅  15:05


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