常念岳1
日曜日はいつも、雷鳥屋のブログアクセスは少なめ。
そんな時は、静かに山の事でも書きましょう。
先々週の話ですが、常念岳の登山記です。
登山口へは前日入り、駐車場で就寝。
ここまでの道は一度来たことあるんだけど
なぜか、迷ってしまい三股の方に行ってしまったので時間のロス。
スムーズにいけば高山から常念岳登山口まで2時間でいけます。
翌朝の空が明るくなった頃にヒエ平を出発。
紅葉もピークをすぎて
枯葉を踏みながら登ります。
途中から、沢沿いにも
雪が積もってきたので
行きは胸突八丁でアイゼン装着。
胸突八丁あたりが難所と言われますが
整備されていてたいした事ないです。
特に危険な箇所も無く常念乗越が見えてきましたが
本当にここまでは、2000mは越えてるはずなのに
深い樹林帯でした。
ここは、穏やかな場所なんですね。
でも稜線に出ると、そこは一気に北アルプスの自然の厳しさを
思い知らされるかのような、ものすごい風。
なんの変哲もない夏山のような感じですが
雪が吹き飛んでいて積もってないのです!
風速20m以上は吹いていました。
普通に歩くと転倒するので身を低く
風上に体重を預けるような感じで歩きました。
常念乗越は上高地から吹き抜けてくる
風の通り道なんですね。
木がこんな感じで曲がって生えてます。
山頂もこんな強風吹いてたら
証拠写真だけ撮って撤退ですね・・・・