笠ヶ岳登山記
6月19日、今までで一番過酷な
笠ヶ岳日帰りにチャレンジしてみました。
朝5時に新穂高を出発して
左俣林道を歩く。
朝日に照らされた笠ヶ岳が綺麗に見えます。
期待に胸がドキドキ(単に息があがってるだけ)
笠新道の入り口までは
穴毛谷を見ながら普通の林道を歩きます。
時間はコースタイムの通り一時間。
笠新道の入り口(6:00)
ここから急登が始まります。
1360mの高さを約6~7kmの距離で登るので
かなりきつい!!
でも最近、教えて教えてもらった
なんば歩き(日本古来の歩き方)で歩くと
意外にスイスイと登れる!
雪の無い登山道をひたすら登っていくと
森林限界線を越えた2200m(7:15)あたりで
槍ヶ岳、穂高岳、焼岳、乗鞍岳が
どーんと見えるではありませんか!
今まで、こんなに間近でこれらの山を
見たことは無かったので超感動~
ここまで840mを1時間15分で歩き
かなりの良いペース!しかも、あまり疲れていない!
なんば歩きのおかげだろうか?
この分だと、頂上まで午前中に登頂できて
頂上でのんびり出来る。
という淡い期待は、この先300m登った所で
打ち砕かれる事に・・・
とにかくこの先、雪渓がいたるところにあり
この急登コースは非常に危険なものに。
しかも、トレースが付いていない為
雪渓で一旦途切れた道の始まりを探すのに困難を極めた。
うっすらガスも昇ってきた・・・・・
すぐ上に見える雪庇を超えれば多分
杓子平であろうという所で、危険と判断して
約2500mの地点で引き返した。
笠ヶ岳の初挑戦は残念な結果になったが
是非、またチャレンジしてみたい山です。