穂高縦走記5
さっきまでは、おしゃべりしなが賑やかに
歩いていましたが
4人と別れ、独りになって立ち止まり
風の音だけになった稜線上・・・・・
ついに、ここまで来たんだとう実感がこみ上げて来た。
右手に、聳え立つは飛騨の名峰笠ヶ岳。
左手には、上高地。
見渡せばはるか稜線の向こうには西穂高。
5年間、色々経験を積んできたから何にも怖くない
目の前に延びる難関ルートを見て
ただただ、本当に嬉しかった。
しばらくこの辺りでボーっとしてたのか
先に行った4人は遥か向こうに。
しばらく進むと
左から天狗の頭、天狗岩、天狗岳の頂上が迫ってきた。
この下が天狗のコルだ。
私が天狗のコルへ直下の下りを始めたころ4人は
休憩した後、歩き出す時のようでUさんが私に気が付いたのか
手を振ってくれていた。
4人をしっかり確認できたのはここまででした。
そして私も天狗のコルへ。
ここはこのルート唯一の分岐地点になっていて
岳沢に下りる事ができる。
ここまでで、弱音を吐いてるような場合は、ここで降りるのが正解です。
天狗の岩稜を登り振り返ると
ジャンダルムから下ってきたルートが・・・・
よくこんな所を下って来たなというのが素直な感想。
どこに自分の歩いたルートがあるんだろう?
手前にある天狗の鼻を超えると
少し広い丘のような天狗岳の頂上です。
ここが奥穂~西穂ルートの丁度中間点かな?
ここで、お菓子を食べたり景色をまったり眺めて、しばらく休憩。
西穂から歩いてきた登山者数人が居て色々情報交換。
天狗岳だけに、お約束のこんな寒いポーズも。。。。。
一応、某DVDを参考にやりました。 汗