穂高縦走記3
翌日は、御来光を奥穂高で見ようと
山荘で仲良くなった人と、5時前くらいに出かける。
外は本当に寒い!
半袖シャツ、長袖シャツ、フリース、レインウエアの
4枚着込んでも寒い。
歩いて体が温まりだしたらようやく寒さも落ち着いてきた。
奥穂高に登ってみると、空は、ちょっと曇り気味で
御来光は、雲の間からほんの少し見えただけ
御来光を見た後、朝食タイム
穂高岳山荘でもらった弁当を食べる。
穂高岳山荘のお弁当は、なんと飛騨名物の朴葉寿司なのだ!!
この酢飯の味が美味しくて感激!
山で食べると何倍も美味しく感じるなぁ。
2つのうちの1個を食べ、腹ごしらえがすんだ後に
奥穂高頂上に居る4人の登山客と
話をしてみると、みんな初めて西穂高に向かうとの事。
それなら、一緒に行きましょう~!
西穂高へ向けてある目的を持った猛者共5人で
即席パーティー結成!
もともと単独で行く人が集まっただけなので心強い。
写真を撮るにも、ルート上に人が居る居ないでは
臨場感の伝わり方が全然違うから
このパーティー結成はうれしい。
まずはジャンダルムへ!
最初の難所は、やはり馬の背です。
初めてここに来たときは、どうやって行くものなのか?
悩みましたが、一度経験していると簡単なものです。
でも左右に1000mは切れている場所なので滑落したら助からないです。
馬の背を下るのもエグいです。
岩の裂け目を手で掴んだり足を入れたりで確保しながら
ゆっくり石を落とさないように降りていきます。
ロバの耳を超えて
ジャンダルムへの登りです。
黄色の点線の所が、登って行くルートです。
遠めに見ると、無理っぽそうに見えますが
近くに行くと、ちゃんとルートが付いていて登りやすいもんです。
少し、登ってみて振り返ってみると私達が降りてきた
ロバの耳を降りてくる人たちが!!
垂直降下に見えますね~。
黄色の点線コースのところを登りきった所です。
ジャンダルムの頂上には、すでに人の姿が!
ジャンダルムを直登のコースは危険なのでトラバース
そして、向こう側から登ると・・・・・・